青汁ってどんな効果があるの?副作用・飲むべきタイミングなど全解説

あなたは忙しい生活の中できちんと野菜を食べれていますか?

きちんと野菜を食べていないと肌荒れ、ニキビ、むくみなどの原因にもなります。そんな現代人の味方となるのが青汁です。

最近では人気モデルが美容や健康のために青汁を愛飲していることから20代、30代の間でも流行しており、どんな効果があるのか、本当に効果があるのか気になると思います。

この記事では青汁の効果、デメリットや副作用、青汁の効果的な飲み方などについて徹底解説していきます。

目次

1.青汁とは

青汁とは生の緑色野菜をしぼった汁のことを言います。

緑色野菜は加熱調理してしまうとビタミンやミネラルなどの栄養素が大きく損なわれてしまいます。

しかし青汁は緑色野菜を生のまましぼっているのでビタミンやミネラルなどの豊富な栄養素をそのまま摂取できるのが特徴です。

2.青汁で期待できる4つの効果

青汁には以下の4つの効果があるとされています。

①美容・アンチエイジング対策
②ダイエット効果
③便秘解消対策
④健康維持・生活習慣予防

これらを具体的に見ていきましょう。

①美容・アンチエイジング対策

青汁が美容・アンチエイジングに効果的な理由は青汁に含まれているビタミンA・ビタミンC・ビタミンEにあります。これらの3つを総称してビタミンACE(エース)と呼ばれています。

では、それぞれの働きを見てみましょう。

細胞の活性化で美肌を保つ【ビタミンA】

ビタミンAは皮膚や粘膜の正常保持をする役割があります。

ビタミンAの主成分であるレチノールは体内で皮膚の表皮の一番下の層に運ばれると、酵素により最終的にレチノイン酸に変化します。そのレチノイン酸が角質の代謝を促し、お肌のターンオーバーを促進させます。

つまり、肌荒れの悪化を防ぎ、お肌を新しく生まれ変わらせる役割があります。

出典:ケールがもたらすダブルの美白

シミを薄くしてお肌に弾力を取り戻す【ビタミンC】

ビタミンCはコラーゲンの生成を促進する役割があります。

お肌に弾力を取り戻したければコラーゲンを摂ればいいと思いがちですが、コラーゲンだけを摂取してもビタミンC不足では効果が期待できなくなってしまいます。

他に、ビタミンCにはシワの素となるメラニンの生成を止めて、増やさない役割もあります。また、還元作用といい黒くなった肌を漂白させる役割もあります。

出典:ケールがもたらすダブルの美白

お肌の老化を防ぐ【ビタミンE】

ビタミンEは強力な抗酸化作用があり細胞の酸化を防ぐ役割があります。

呼吸によって体内に取り込んだ酸素のうち、数%が活性酸素に変化すると考えられています。体内に活性酸素が過剰発生してしまうと細胞が傷つけられ細胞の酸化が起きてしまいます。この細胞の酸化が老化現象が起きる原因です。

実際には、毎日の生活で紫外線、ストレス、喫煙などにより、多くの活性酸素が発生してしまい、シワ・シミ・たるみは活性酸素の過剰発生につながっています。

ビタミンEは活性酸素と結びつきやすい性質があり、活性酸素と素早く結合し活性酸素を除去し、細胞の酸化を防いでくれます。つまり、アンチエイジングには必須のビタミンです。

出典:ビタミンE研究会報告

②ダイエット効果

青汁がダイエットのサポートをしてくれるのには青汁に含まれている豊富な食物繊維とビタミンB群にあります。

食事の前に飲んで食べすぎ防止

食事の前に青汁を飲むことにより豊富な食物繊維が満腹中枢を刺激し食べ過ぎることを防止できます。

また食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。

つまり太りにくいカラダを作る事ができます。

ビタミンB群で脂肪燃焼をサポート

ダイエットと密接な関係にあるビタミンB群はタンパク質、糖質、脂質を分解しエネルギーに変える際のサポート役になります。

ビタミンB群が不足していると食べたものを効率的にエネルギーに変える事ができず、体内に脂肪として溜め込んでしまうので、痩せやすいカラダを作るためにもビタミンB群はダイエットの味方になります。

③便秘解消

青汁が便秘解消に効果的な理由は青汁に含まれている豊富な食物繊維にあります。

便秘解消に必要な食物繊維は2種類ある

食物繊維とひとくくりにされていることが多いですが食物繊維には水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」の2種類があります。

一般的に食物繊維と言われているものはワカメや昆布などに含まれるネバネバやサラサラしているのが特徴的な食物繊維。

これは水溶性食物繊維ですが、この水溶性食物繊維だけを取りすぎるとかえって便秘がひどくなる恐れがあるので合わせて穀類やキノコ類などに多く含まれるザラザラしているのが特徴的な不溶性食物繊維を摂取する必要があります。

便秘解消のための不溶性食物繊維と水溶性食物繊維摂取のバランスの理想は1:2とされています。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の働き

水溶性食物繊維:水に溶ける性質があるので便を柔らかくし排便を促すはたらきがある。

不溶性食物繊維:腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えるはたらきがある。

この2種類の食物繊維をバランスよく摂取することにより便秘解消に期待ができます。

出典:排便状態の評価と食物繊維摂取量との関係

④健康維持・生活習慣予防

青汁が健康維持・生活習慣病の予防に効果的と言われている理由は青汁に含まれてるケール、カリウム、食物繊維にあります。

そもそも生活習慣病とは不規則な食生活や食べ過ぎ、運動不足、タバコ、飲酒、ストレスが原因となって起きます。

主な病状としては高血圧、糖尿病がよく知られており、これらを放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなります。

では、高血圧・糖尿病予防になぜ効果的なのか見ていきましょう。

高血圧にはカリウム

高血圧を改善するためにまず率先して取り組むべきことは減塩です。塩分の過剰摂取が血圧の上昇に関係していることは多くの研究結果で明らかになっています。

青汁に含まれているカリウムには余分なナトリウム(塩分)をカラダの外に排出する、血管を拡張するはたらきがあり血圧を下げる効果があります。

 出典:高血圧治療の最新事情

糖尿病にはケール

糖尿病とは血液中を流れる血糖(ブドウ糖)が増えてしまう病気のことを言います。主に肥満、食生活の乱れ、運動不足が原因で起きてしまいます。

食事で摂取した炭水化物はカラダの中でブドウ糖になり、毎日のエネルギーとして血液中に送られ細胞内に取り込まれます。

しかし、糖尿病の患者さんはうまく血糖(ブドウ糖)を細胞へ取り込むことができなくなり、血糖値が高い状態が続いてしまいます。

キューサイ株式会社の研究結果によれば青汁に含まれているケールには血糖値を低下させるはたらきがあることを証明し糖尿病の改善に効果があることが明らかになりました。

出典:「青汁の国産原料ケールは糖尿病を改善する」

3.青汁のデメリット・副作用

こんなに効果のある青汁だからこそデメリットや副作用についても気になりますよね。

ここでは青汁を飲むことでのデメリットや副作用について説明します。

ほうれん草・小松菜が入った青汁には注意

青汁の原料になることは少ないのですが、原材料にほうれん草、小松菜が入っている青汁には注意する必要があります。

ほうれん草・小松菜にはシュウ酸が多く含まれています。適量であれば問題はないのですが、青汁の1日あたりの目安を超えてシュウ酸を過剰摂取してしまうと尿路でシュウ酸を合成してしまう恐れがあり尿路結石のリスクを高めてしまいます。

なので、ほうれん草、小松菜が入っている青汁を飲む際は1日の目安を守って飲みましょう。

ワーファリンを服用している人は飲んではいけない

ワーファリンとは心筋梗塞、脳血栓といった血栓症の予防のために血液を固まりにくくする薬です。

青汁に含まれているビタミンKは血液の凝固を防ぐはたらきがありワーファリンの効果を薄めてしまう恐れがあります。

なので、ワーファリンを服用している人は青汁を飲むのをやめましょう。

肝臓・腎臓が悪く病院に通っている人は飲んではいけない

肝臓・腎臓が悪い人が青汁を飲んではいけないのは青汁に含まれているカリウムにあります。

肝臓・腎臓が悪い人はカラダの中に入ったカリウムをうまく排泄できず、カラダの痺れや心電図異常などの症状、ひどい場合は心停止を起こすこともあるので肝臓・腎臓が悪い人は青汁を飲むのはやめましょう。

4.効果的に青汁を飲むタイミング

効果的に青汁を飲むタイミングは青汁を飲む目的によって変わります。美容・アンチエイジングが目的であれば基本どのタイミングで飲んでも効果に期待ができます。

例えば、野菜が足りてないと思った時に飲む、朝食を食べない人は朝食を食べない代わりに青汁を飲むのも効果的です。

しかし、ダイエット効果や便秘対策、生活習慣予防が目的であれば飲むタイミングによっては効果が期待できないことがあります。

健康維持・生活習慣病予防が目的で青汁を飲むなら朝に

健康維持や生活習慣病予防の目的で青汁を飲むなら朝に飲むのがオススメです。
人間は寝ている間にエネルギーを使い水分が少なくなった状態になります。

そのため、起床時には栄養を吸収しやすい状態になっておりこのタイミングで青汁を飲むことにより栄養素が身体中に行き渡りやすくなっています。

ダイエット効果が目的で青汁を飲むなら食事の前に

ダイエット効果が目的で青汁を飲むなら食事を食べる前に飲むのがオススメです。

食事を食べる前に青汁を飲むことにより青汁に含まれている食物繊維によって満腹中枢を満たし食べ過ぎを防ぐことができます。

また、食物繊維には小腸での消化・吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急上昇を防ぐことができ脂肪がカラダにつきにくなります。

出典:飲めばわかる!青汁はこんなにスゴイ!

便秘解消が目的で青汁を飲むなら就寝前に

便秘解消が目的で青汁を飲むなら就寝前に飲むのがオススメです。
寝ている間に青汁に含まれている食物繊維が腸内環境を整えてくれ、朝起きると排便を促してくれます。

しかし、寝ている間に腸の動きが気になって睡眠を妨げてしまう可能性があるのでその場合は朝起きてから飲むようにしましょう。

出典:食物繊維の必要性と健康

5.効果的な青汁を選ぶ3つのポイント

①主原料が使用されているか

青汁の三大原料と呼ばれている大麦若葉・明日葉・ケールは栄養価が高くビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。

まずはこの三大原料が含まれているかどうかチェックしましょう。

②砂糖や無駄な添加物が使用されていないか

最近の青汁は飲みやすさを重視するために砂糖や甘味料などの余計なものが配合されている場合があります。

砂糖や無駄な添加物を配合することにより摂取できる栄養価が低くなってしまうので、青汁の成分にもチェックしましょう。

③飲み続けられるか

青汁は数日間飲んだだけでは効果を期待する事ができません。
最低でも1ヶ月飲み続け始めて効果が期待されます。

なので、継続させるためにも飲みやすく高価すぎないものを選びましょう。

6.オススメの青汁3選

先ほど説明したポイントである

①主原料が使用されているか
②砂糖や無駄な添加物が使用されていないか
③飲み続けられるか

を基準にオススメの青汁を厳選し3つ紹介します。

美容効果にはこれ!ドクターベジフル青汁

原材料  : ★★★★☆
成分     : ★★★★★
味        : ★★★★☆
価格     : ★★★★☆

原材料には青汁の三大原料の一つである大麦若葉が使用されており、大麦若葉は美容、むくみや冷え性の改善にも効果的です。

成分にはトマト、キャベツ、ゴボウ、人参などの約15種類の野菜が配合されており非常に栄養価が高いのも特徴です。

美容に効果的なビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれており美肌・シミ・アンチエイジング対策をしたい人にはオススメです。

味はドクターベジフルを飲んだ95パーセントの人が美味しいと実感し、初回お届けの30日分が980円で注文できるので続けやすい価格にもなっています。詳しくはこちら

便秘解消にはこれ!青汁のめぐり

原材料  : ★★★☆☆
成分     : ★★★★☆
味        : ★★★☆☆
価格     : ★★★★☆

原材料にはドクターベジフルと同じ大麦若葉が使用されています。美容、むくみや冷え性の改善に期待できます。成分には他の青汁と違いオリゴ糖が配合されています。オリゴ糖には腸内環境を整える役割があるので便秘解消が目的の人にはオススメです。

味はサラッとした食感で後味が少し甘くなっており、牛乳で割るなどするとより美味しく飲む事ができる。

価格は30日分で2180円と1杯約73円で飲めるので無理なく続ける事ができます。またAmazonの青汁カテゴリーで1位なので信頼もできます。詳しくはこちら

生活習慣病予防にはこれ!極みの青汁

原材料  : ★★★★☆
成分     : ★★★☆☆
味        : ★★★★☆
価格     : ★★★☆☆

原材料は大麦若葉、明日葉が使用されています。上記の2つの青汁には使用されていない明日葉にはカルコンという成分が含まれており悪玉脂肪の分解、血糖値を下げる役割があります。

悪玉脂肪の分解、血糖値を下げる役割はメタボの予防にもなり生活習慣病予防をしたい方にはオススメです。

成分にはポリフェノールを独自開発し野菜の力を効率的に体に吸収させることに成功しています。価格は飲料メーカーのサントリーが開発しており、非常に飲みやすく継続意向度も高く99パーセントの人がまた飲みたいと解凍しています。

価格は少し高めで30日で3600円と1杯約120円と少し高いです。詳しくはこちら

まとめ

青汁には多くの効果がありますが、あくまで普段足りていない栄養を補助するものです。

そして、飲む上で一番大切なことは飲み続けること。効果を得るために最低でも1ヶ月は飲み続けてくださいね。

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